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英語をネイティブのようにスラスラ話す方法①

最近書店で、こんなタイトルの本を購入                                   英語をネイティブのようにスラスラ話す方法②

「帰国子女に見る世界に通用する英語力の作り方」

最初にこのタイトルを見た時に『ああ~、帰国子女のような英語を話すための本か・・・』と思ってパラパラと内容を見てみるとそうでもない。kawai book 著者の川合典子さん(相当の英語の使い手)がご主人の仕事で何度かアメリカに転勤された時のお子さん二人とともにとんでもない苦労談から始まってます。 まず、彼女の最初の結論はこれ・・・ 子供の頃に海外に少しいれば、皆苦労なく英語はペラペラになる・・・そんな事は絶対にない!! つまり、帰国子女と言われている彼らも、血の出るような努力を強いられて英語を習得しなければならないという事実。 そんな前提をもとにこの本を読み進めると・・・ 子どもたちは、最初母国語がしか言語を持っていないわけなので教科書は全て日本語に訳して授業に出ていること。 しかし、それが1年、2年経つとある日「突然」日本語が無くなって英語だけで理解できる時期が来ること。 その時に『自分は最初から英語は理解していたよ』という大きな錯覚を持つこと。(あの2年間の努力を忘れて、1日目から英語は理解していたと思ってしまうそうです) この英語が全くわからい期間を空白期間という海外の日本人過程の中では言われているそうですね。

日本人の英語が通じない理由

結構、ショッキングな事が書かれていました。 これは、ある大学での講義の市場面。 日本からアメリカにMBAを取りにいっていた人が発表する英語が、アメリカ人にはまったく理解できなかった。 つまり、一方的に発表したのは良いのですが、言っていることを周りのアメリカ人は全くわからなかったのです。 しかし、彼らも日本に帰れば「アメリカでMBAを取った」事になります。そして、彼らの英語が通じないとは誰も言えないと思います。 大人になると、「言っていることが全くわかりません」と面と向かっては言えません。 つまり、日本人にしか、もしくは日本人の発音に慣れた外国人が理解できても、それ以外の人たちには理解できないのです。

どうすれば通じるのか?

まずは、ある程度の発音は矯正しなければならないのですが、それだけではダメ。 話している瞬間に次に言いたい文章が頭に浮かんでこなければならない。次の単語が何なのかをわからなければ次の言葉は? 出てきませんね。 この点、私もよくお伝えしていますが、外国人の方と話をしている時に彼らが言葉に詰まる事があったりするケースはあります。その後に聞いている自分がこうでしょう?と言葉を継いで上げる事があります。 例えば I'm afraid he's stolen a march on us. I told you he was....(pause)   " と詰まった時に "He was nobody's fool." のように継いであげる。 この意味は 「私たちは彼に出し抜かれたようだ。ぼくの言ったとおり、やっぱり彼は抜け目のない男だったろう。」という意味ですが、抜け目のないという部分で詰まったところを助けてあげる。 二人の会話でも常に相方が言おうとしている言葉を予想するという作業も大事になります。 まして自分が話す内容の次の単語が出てこなければ話は終わってしまうわけです。 しかし、次の単語が出てくるようになれば誰も苦労はしないわけです。

では、どうすれば「言いたい事が文章となって出てくる」ようなるのか?

実は、著者のこの問に対する解が以外でした。 当然、ひたすら英文を暗記して、発音を矯正して・・・そんな訓練が英語の文章がスラスラでてくるようになる方法・・・だろうと思っていました。 彼女は、

「自分の言いたいことをすらすらしゃべれるようにする方法」が沢山の英語を読むことだった。

こう結論づけています。 この続きは、明日のブログに書くことにしますね。 英語をネイティブのようにスラスラ話す方法②