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  マットBlog

欧州のエネルギーコストは今後20年間上昇か!?

最新のBusiness Englishのタイトルです。 そして今日のThinking Aheadでの問いはといいますと・・・・・ How might energy prices be impacted by the EU’s goal to shift to the use of more renewable sources of production? What sources are likely to be more widely used in the coming years? (エネルギー価格は、再生可能エネルギーの使用に移行することを目指す EU 目標から、どのような影響を受けるだろうか。今後、どのようなエネルギーソースが広範囲に使用される可能性があるのだろうか。) このコースの重要な部分にThinking Aheadがあります。「みだし」を読んだ後(Looking Ahead)、このThinking Aheadの問いかけが来ます。最新の記事は欧州のエネルギーコストが上昇する中での代替エネルギーはどのようなものなのかを問いかけています。 話は変わって、この記事の前日は A controversial look at the crash of flight 447 エールフランス447便の墜落をめぐる新たな論争)というタイトルでした。『一体、この墜落にどんのうな論争があったのだろう?』と思います。そしてThinking Aheadでは・・・ Should the full transcripts of the Cockpit Voice Recorders of crashed airplanes be available to the public? What considerations should be made out of respect for the crew who died? (墜落機のコックピット・ボイスレコーダーの全文スクリプトは、一般公開されて然るべきだろうか。亡くなった乗務員の名誉のために、どのような配慮がされるべきだろうか。) ①エールフランスの墜落 ②コックピットのボイスレコーダーには一体何が残されそしてそれを一般公開したために何が起こったのか? このあたりまるで推理小説のストリー展開のようで非常に興味がわいてきますね。 実は、ビジネス英語に関わらず文章を読む際にこうした準備段階が非常に大切なこと、これは米国言語学で権威あるオレゴン大学の提唱するメソッドの一環なのです。オレゴンの先生方がおっしゃっていたのが「英語を読むときにも、日本人の方々が日本語を読むときと同じ、もうしくはそれに近い環境で興味をもってもらった後に【本文記事】を読むのと、そうではないのとでは雲泥の差があるのです。そのように語っていました。そのことが非常に印象的だったのを今でも覚えています。 このBusiness Englishコースともすると会社で推奨されて受講されている方々が非常に多いのです。それゆえに締め切りが近くなって本文と設問だけをみて進める方々もいらっしゃいます。それでは、コースの本来のおもしろみが半減してしまいます。 このコースを受講されている方々にお願いしたいのは、是非とも本文にかける時間と同じ位、Pre-Readingのコーナーにも時間をかけていただければと思います。実はここにこのコースの醍醐味があるのです。