マットBlog
書棚を整理しながら考えた事
2013年11月12日
週末に書棚の整理を少し試みてみました。棚で一番幅をとっているのは書籍ですが、それに劣らない数のCDがずらっとならんでいるのです。
その数は、恐らく4,000枚を超えています。
書籍で多いのは、洋書、学習書を含めたいわゆる英語本。次いで楽譜を含めた音楽関連の本。将棋の本も大手書店の将棋コーナーよりもその数は多いのです。
何故、同種類の本をそれ程までに買い続けてしまうのか?
気持ちの中には、『もっといいものがあるのではないか?』という部分が今、冷静に考えると大きい。 将棋ならこの本を購入すれば、ライバルに勝てるかもしれない・・といった心の動きなのです。 英語本も同様で、あれ?これは新しいメソッド!? 試してみよう!
そんな感じです。
そして、本当に冷静に振り返ってみるとどうなのでしょう?
知識としては、メソッド(勉強法)も将棋の戦法(定跡)も多いに越したことはないのです。
結論を言えば、教材収集型(浮気型)は実践的ではないのです。
今日は将棋の話題が多くて恐縮なのですが、実戦で勝ちたいのであればまず、一つの戦法を徹底的に極めた方がよいのです。
音楽も同じです。大好きな日本人ピアニストに吉岡秀晃さんという方がいらっしゃいます。彼は、ビバップという表現方法を磨くために1枚のレコードを徹底的に聞き込んだそうです。1枚がすり切れるまで。
英語も同様です。発信するのであれば、先日のインド式のように3つの動詞を駆使して展開していく方法がよいわけです。
インド式に自分を束縛されるのはイヤだという人なら、研究社から出ている「話すための英文法」をひたすら文章として頭にたたき込み、日本文から英文をまさに瞬間的に口について出てくるレベルまで持って行けばよいのです。
ただ、残念なことに英語は言葉なので広範な分野を押さえる必要があります。そこでどうしても避けて通れないのが、インプット力になります。
読むこと。聴くこと。
発信する英語は、固定でOKです。この訓練は筋トレににていますね。
受信力を鍛えるには、有酸素運動と同じような最初は辛いけど、ある程度走り出すとランナーズハイ的に楽しくなる事とと通じます。
恥ずかしながら、一眼レフ、つまりレンズ交換型カメラを英語でどのように言うのかを知りませんでした。 interchangeable-lens camera
今週、Business Engish Proでその話題が出ると思いますが、その原文を読んでいて初めて出会った単語でした。
そうした有酸素運動の大切さが、なかなか分からないのが英語の修行なのです。ジョギング、ランニングは、まず玄関を出て走る以外にランニングハイのステージにはたどり着かないのですから・・・。