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反転授業 Flipped Classroom

反転授業という言葉をご存知でしょうか? 英語ではFlip Teaching とかFlipped Classroomと言います。これはブレンド型学習の形態のひとつで、生徒たちは新たな学習内容を、通常は自宅でビデオ授業を視聴して予習し、教室では講義は行わず、逆に従来であれば宿題とされていた課題について、教師が個々の生徒に合わせた指導を与えたり、生徒が他の生徒と協働しながら取り組む形態の授業のことです。 自宅での予習 ===> 教室でのワーク ===> 復習ではなく発展学習 以上の流れで勉強をしていく仕組みで今、話題になっています。 通常は、意欲のある子供が明日授業で習う部分をあらかじめ予習という形で勉強してから授業に臨むというものが、全員が自分で学習をしてその内容をある程度理解し、あるいは疑問を抱えてクラスに臨む方法です。 これにより当然先生の役割も違ってきます。これまでは先生はあくまでも教科書の内容を生徒に教える役割を担っていました。しかし、反転授業では生徒達があらかじめ学習してきた内容を確認したり、疑問点に答えるという役回りになります。 何故この話題になったかというと、この反転授業を使って物理をオンラインで教えている田原氏が反転授業のデモを行うからです。 明日のデモについてご興味にある方は、ご連絡下さい。 英語とは無縁?そう思われるかもしれませんが、深い関係があります。 こちらのリンクから映像をご覧ください。 この映像は、過日テレビ東京のWBSで特集されていたものです。 http://www.tv-tokyo.co.jp/mv/wbs/feature/post_38293/ 今や世界では、オンラインによる無料の学習コンテンツが揃い始めていて、極論すればアメリカのトップクラスのハーバード大学のコースの単位を取得できるといいます。しかし、そこにはやはり英語という壁を超えなければなりません。 反転授業そのものには英語が必ずしも必要ではないのです。しかし、変転授業で生徒がオンラインで学ぼうとした時には、他の言語に比べると英語による教材が圧倒的に多く、英語を習得していた方が、有利になってしまいます。 先日のNH「Kクローズアップ現代」でも特集されていましたが、カーン・アカデミーなどで実際に学習しているパキスタンの少女がこの無料オンラインで宇宙物理学を勉強しているシーンがありました。彼女もやはり英語でこの講座を受講しています。