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ビジネスでも使える! 効果的な英語ライティング勉強法

   効果的な英語ライティング勉強法

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 英語のリーディングやリスニング学習は、本や音声教材を使って独学でもできますが、効果的なライティングの学習方法はあまりしられていません。そこで、初心者でもライティングのスキルが身につく学習法を紹介していこう。

■ライティングスキルを伸ばす「3つのポイント」

 グローバル化が進むなか、「英語を書くスキル」が必要な場が増えています。ビジネスシーンでは海外の取引先とのメールや英文の資料作成、さらに英語の検定試験などさまざまだ。そういったことも踏まえて、下記にスキルが上達するポイントを3つ挙げてみます。

【1】リーディングする

 ライティングスキルを伸ばしたいのにリーディング? と不思議に思うかもしれません。ですが、日本語でもライティングスキルが高い人は読書家が多いとされてます。同様に、英語のライティング力も英文をたくさん読むことによってスキルは伸びる。英借文(?)とも言われているので、使ってみたいフレーズや接続しなどを書き留めて置くことをもオススメ。

 物語が好きならば、novel (小説)などを読むべきですし、ビジネスを考えるのであればNews英語に触れることが近道です。

【2】日記を書いてみる

 毎日、英語で日記をつけようと頑張ってみても、母国語である日本語でさえ、なかなか長続きしません。それでも、ツイッターなどのSNSであれば、毎日つぶやいている人も多いのではないでしょうか。日記を書かなければとあまり構えることなく、SNSのように短い英文を毎日書くことを習慣化しましょう。1日の出来事でもいいですし、テーマを決めて少しずつ書き溜めていくのもいいでしょう。日記を英語でつけ始めると、最初は以外にストレスがたまるもの。何故なら『これって英語でどう表現すればいいのだろう?』ということで、いちいち訳す作業が発生するからです。しかし、それも慣れてくると日常の生活なので繰り返し起こることも多いので、やがてそれほど苦痛ではなくなっていきます。

【3】英会話スクールやオンライン英会話の利用

 独学でライティング学習を続けていても、自分が正しい英文を書いているのかがわからないまま不安になることもあるでしょう。ライティングの添削をしてくれるようなネイティブの友人が近くに住んでいれば別ですが、そういった環境を持つ人はおそらく少ないものです。 そんなときには、英会話スクールなどを上手に利用して、スキルを伸ばすのも方法の一つ。オンライン英会話でもスカイプのチャット機能を使ってライティングの添削が可能なスクールもあるので、役立てましょう。

WSQでもライティングコースを以前パイロットで行った経験があります。 やはりライティングのスキルは最近特に求められていることを感じました。

ただ自身の経験から一番効果的のものは次の2段階となります。

STEP1 日記のところでも書きましたが、日本語で表現したいことを英語化する作業はある程度パターンで自分の中に構築する必要があります。この部分がないと、氷の核がないと水には氷が張らないのと同じ原理で、言語として積み上げるのが難しくなります。一冊、良い和文英訳の本を暗記することも一つの方法です。その場合は以下の書籍はお薦めです。 実はこの書籍は以前に前頁をコピーしてコピーしたものを分けて持ち歩いていたことがあります。shugyou

 ちなみに、和文英訳に関する参考書や問題集は数多く出版されていますが、50年以上も前に出版され、和文英訳の参考書として長年親しまれている定番中の定番である一冊が、『和文英訳の修業』(著者:佐々木高政 出版:文建書房)。同書の短い文を一つずつ毎日書き写し、暗記してしまう事です。実は、私の周りにもこの本を丸暗記し、それが彼の英語の骨格になっているのです。 有名なところでは最近精力的に出版されている佐藤優氏も以前、東洋経済誌にこの本を暗記したと書いていました。

和文英訳の修行(暗誦PDF) 16

STEP2   こちらは上記である程度「核」出来た段階で、ひたすら英借文を行うことです。英文和訳では、どうしてもギクシャクした自己流の英文になってしまいます。多く読むことで、今度は本当の意味での英語の語感というものを身体にしみこませることが大事です。 以前、このブログで紹介したドナルドキーン博士のインタビューがありました。博士は日本語の文法を学ぶことなく、ひたすら日本語を読み、そして語感を鍛えたのですね。だから、て、に、を、はについて「何故って?あなた方日本人もいちいち考えずに自然に選択するでしょ?」といったニュアンスの事を行っていました。

この語感がどうしても大事になるのです。また、気に入った文章は是非書き留めて自分のものにしていくことも大切です。