地球を見守るビジネス Business of Watching Earth
今回の記事は「地球を見守るビジネス」という内容です。さていったいどのような内容なのでしょうか。
今回のポッドキャストです。お聴き下さい。
本日のSentence
Vantor, located in Colorado and formerly called Maxar Intelligence, has launched a new platform that mixes satellite images with other data, giving customers detailed pictures of any place on Earth.
コロラド州に拠点を置くVantor(旧Maxar Intelligence)は、衛星画像と他のデータを組み合わせる新しいプラットフォームを打ち出し、地球上のどの場所でも詳細な画像を提供しています。
ボキャブラリー
日本語訳
長い間、衛星画像は政府機関だけが作成・管理してきました。これらの画像は主に天気予報や地図作成のために使われていました。しかし現在では、民間企業も地球観測(EO)技術を商業利用できるようになっています。この「衛星データの民主化」と呼ばれる変化により、農業、エネルギー、不動産、保険、物流、さらには軍事など、さまざまな分野で新たな可能性が広がっています。
現在、企業は宇宙からの地球データを最も効率的に活用するために競争しています。主要なプレイヤーは、民間企業だけでなく政府からも需要があります。
アメリカのPlanet LabsとVantorの2社は、この分野の大手企業です。両社は、より高速で鮮明、信頼性の高い衛星を打ち上げ、世界中で事業を拡大しています。国際的な緊張が高まる中、これらの企業は部隊の移動、秘密の軍事基地、将来の紛争の兆候などを示す高精度な画像を提供しています。
Bloombergによれば、サンフランシスコに本社を置くPlanet Labsは、Owlと呼ばれる新しい衛星群を開発中で、1メートル解像度の画像を1時間以内に届けることが可能です。NATOとの契約締結後、同社はベルリンに工場を開設する計画もあります。
コロラド州に拠点を置くVantor(旧Maxar Intelligence)は、衛星画像と他のデータを組み合わせる新しいプラットフォームを打ち出し、地球上のどの場所でも詳細な画像を提供しています。今年はすでに、6月に米国が攻撃したイランの核施設や、9月の中国の建国記念パレードにおける軍事装備の正確な画像を提供し、その価値を示しています。
以前は、地球観測画像は非常に高価で、平方キロメートル単位で販売されていたため、政府だけが購入できました。しかし現在では、衛星の増加、グローバルな競争、そしてビジネス需要の拡大により、価格体系は変わりました。柔軟なサブスクリプション、オンラインサービス、そして「インサイト・アズ・ア・サービス」が旧来の販売方法に取って代わり、コストが下がり、政府だけでなく多くの企業が衛星データを利用しやすくなっています。
結果として、衛星画像は強力で人気のあるツールになりつつあります。「地球の目」となる企業は市場で優位に立ち、次のデータ主導型ビジネスの波を牽引するでしょう。
【テーマ】Business of Watching Earth / 地球を見守るビジネス
Surprisingly, today EO already is developing rather than what I expected, right? On the other hand, I have a concern about whether raising the technology for sabotage. (日本語訳:驚いたことに、きょう時点でEO(地球観測)は私の想像以上にすでに発展していますね。一方で、妨害行為に使われうる技術が高度化していくのではないかという懸念もあります。)
過去、星座の名前が決まるみたいなのも空の戦い的な話を聞いて面白いなぁと思ってました。(ギリシャかな)そうした中で、こうしたデータはみなさんがいうとおり、セキュリティやプライバシーの課題はありつつも技術の進化に一役買ってくれそうですよね。今回は衛生データですが、ドローンや少し前に中国や中東で強制的に雨雲を発生させた結果、自然の歪み的な感じで砂漠化が進んだ地域もあったような。まだ空・衛生・宇宙の法整備が進んでいないからこそ、やっちゃえーということと慎重にいこうとのバランスを性善説で保ってもらいたいです。自国だけではなく世界の平和として。
Satellite image services appear suitable for remote monitoring and control in agriculture, security, construction, energy, and other areas. I thought it took some time to commercialize these services for practical use at an affordable price a few months ago. After checking some options, I understand it may cost a few hundred USD for a small business. Now I might consider using this type of service for our business. Thanks, Matt-san. (日本語訳:衛星画像サービスは、農業、防犯、建設、エネルギーなどの分野で遠隔監視や管理に向いていそうです。数か月前は、実用的で手頃な価格になるまでには時間がかかると思っていましたが、いくつかの選択肢を調べたところ、中小規模の事業なら数百米ドルで利用できるかもしれないとわかりました。私たちの事業でもこの種のサービスの利用を検討したいと思います。マットさん、ありがとうございます。)
The background of the democratization of satellite data can be attributed to several factors, such as the development of small satellite technology, the reduction of rocket launch costs, and the expansion of data processing through cloud computing. This phenomenon is known as the “democratization of satellite data.”
The shift in satellite data from mere pixels to valuable insights has created significant value. For example, it now provides not only images but also information about crop growth conditions, changes in port logistics, and the detection of deforestation. This shift is supported by what is called “Insight as a Service.”
However, several challenges and limitations remain, such as data accuracy, data overload, and ethical and privacy issues. I believe this technology will continue to advance further in the near future. (日本語訳:衛星データの“民主化”の背景には、小型衛星技術の発展、ロケット打上げ費用の低下、クラウドによるデータ処理の拡大といった複数の要因があります。こうした現象は「衛星データの民主化」と呼ばれています。衛星データが単なるピクセルから価値あるインサイトへと変化したことで、大きな価値が生まれました。いまでは画像だけでなく、作物の生育状況、港湾物流の変化、森林伐採の検知といった情報も提供できます。これは“Insight as a Service(サービスとしてのインサイト)”によって支えられています。一方で、データの精度、情報過多、倫理・プライバシーの問題など、課題も残っています。近い将来、この技術はさらに発展していくと考えています。)
マットさん及びチームの皆様へ/早速のLooking aheadのpartの変更の試みありがとうございます
技術の進歩は素晴らしい事ですが、軍事利用や過度な商業ベースでの競争にならない事を祈りたいです。平和なのは勿論ですが、過度な競争は衛星を打ち上げるエネルギー消費、宇宙ゴミの問題等々、人間のエゴだけでなく宇宙環境との両方を図らなければ新たな課題を誘発しそうで心配にもなりました。
地球の監視もさることながら、宇宙ゴミ、他のサテライトとの接触、あえての破壊行為などなどの宇宙空間そのものの利用方法についても考えさせられますね。平面から見るよりも、海上の人工島などの構築物も容易に発見できそうですね。継続的な監視によって、構築物の内部構造まで可視化できる日が来るかもしれませんね。技術の発展により誰でも利用できることは喜ばしいことですが、平和利用のための何らかの規制やルールづくりが欠かせないと思います。
The phrase ‘the eyes of the Earth’ conjures up rather positive imagery, yet depending on how it is used, it could become a truly terrifying thing. We could find ourselves in a world where personal privacy is not guaranteed at all. While technological innovation is fundamentally something to be welcomed, I strongly feel that the rules and morals governing its use must also be developed rapidly. (日本語訳:“地球の目”という表現は前向きなイメージを喚起しますが、その使われ方次第では非常に恐ろしいものにもなり得ます。個人のプライバシーがまったく保証されない世界になってしまうかもしれません。技術革新自体は歓迎すべきものですが、その利用を律するルールや倫理も急速に整備されるべきだと強く感じます。)
今回の記事から、保険にも影響を与えるとの事で大変勉強になりました。保険は、リスクマネジメントの一環で投資をするものだと思えば、宇宙を身近に感じる事でさまざまな可能性がありそうですね。
This is just my feeling that signal articles related to space technology and/or development are increasing exponentially. This might indicate that the “space” is becoming a more familiar concept, and I think that there is a background for private companies to challenge to join in those space developments. It looks like to be similar situation where the industries related to autonomous driving, flying taxis, and AI are facing, the development of regulations and rulebooks for space developments are not keeping pace with technological advancements, which reflects the rapid change in the world, I think. While it’s easy for us to be critical toward new things, in order to adapt to environmental changes in a positive way, I think that we need to have a mindset that focuses not on criticism, but on accepting and incorporating these changes into “our actions”. (日本語訳:個人的な感覚ですが、宇宙技術や開発に関するSignalの記事が指数関数的に増えているように思います。これは“宇宙”がより身近な概念になりつつあり、民間企業がその開発に参入しようと挑戦している背景があることを示しているのかもしれません。自動運転や空飛ぶタクシー、AIの分野と同じく、宇宙開発でも規制やルール作りが技術の進歩に追いついていない状況があり、世界の変化の速さを反映していると感じます。新しいものに批判的になるのは簡単ですが、前向きに環境変化に適応するためには、批判に偏るのではなく、変化を受け入れて自分たちの“行動”に取り込む姿勢が必要だと思います。)
地球観測技術(EO)の保険分野への適用事例としては以下のようなものが挙げられます。
1.農業保険(作物保険):農地の植生指数や土壌水分・生育状態を衛星データからモニタリングし、作物の健全性や被害状況を検知。
2.気象・自然災害リスク(山火事・洪水・嵐):衛星データを用いて山火事の延焼範囲を捉えパラメトリック保険の支払いトリガーとして利用。洪水・嵐などによる損害の範囲を衛星データで迅速に把握し被害査定。
3.保険料算定・引受支援・ポートフォリオモニタリング:新市場参入時に衛星データでリスクを可視化・分析。インデックス型保険の構築など。
日本の保険会社の事例として、途上国向け天候インデックス保険の開発・実証や、メタン排出量等の環境リスクの検知・分析を保険・リスクレポートに活用する実証があります。
こう見てくると、地球観測技術によって保険業界も新たな保険サービスが提供できるようになっており、今後が益々楽しみです。
今回の記事と、今年5月の民間企業同士(カイパーとスターリング)の衛星ビジネス競争、2019年のEUと日本の自由貿易協定(FTA)における各種規格の共通化、今年2月のデータ主権をめぐる競争、2022年の過密な衛星の衝突防止に取り組むスタートアップのトピックスから、
「宇宙空間でのデータの取得から利用まで、競争が激化しつつ広がる中で、データの安全性や信頼性も含む規格化などの公共性を担保する新しいプレーヤーが登場する」事を予想しました。
参考リンク:
Satellite Showdown: Kuiper vs Starlink(2025-05-26)/EU-Japan FTA comes into force(2019-02-15)/Data’s New Frontiers(2025-02-03)/Space traffic controller(2022-11-19)
人工衛星撮影写真の解像度がどんどん上がり、ChatGPTによれば、10㎝も可能とか……(解像度の段階例の共有)。技術的には大変面白く、平和利用においてはどんどん発展してほしいのですが、軍拡や宇宙デブリの増加については何らかの規制が必要だと思います。
【その他のテーマ】October Theory, November Start! / 「オクトーバー・セオリー」、11月からスタート!
今の仕事では、10月は翌年度に向けた動きもたくさん始まる時期で、わたしにとっては4月に次いで2回目の開始時期という感覚です。その理由としては、1サイクルが半年かかるような業務をしているためです。今回の記事を見て、3ヶ月サイクルは自分の仕事に合っているのかもと思いました。中間評価を行い、残りの3ヶ月にとりかかれるからです。なにが最適かは担当業務や業種によりますよね。
ポッドキャストの続きは
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