洞窟での生活に戻る…それも月で? Back to life in caves… on the moon?
今回の記事は「洞窟での生活に戻る...それも月で?」という内容です。さていったいどのような内容なのでしょうか。
今回のポッドキャストです。お聴き下さい。
本日のSentence
More than 50 years have passed since humans first landed on the moon, and now we are closer than ever to making a new home there.
人類が初めて月に降り立ってから50年以上が経ち、私たちは今、月に新しい住処を作ることに近づいています。
ボキャブラリー
lava | noun | 溶岩 |
---|---|---|
meteorite | noun | 地球上に降り立った宇宙からの岩石などの破片 |
dome | noun | 半球体;円天井;円屋根 |
layer | noun | 層;地層;レイヤー;積み重ね |
surface | noun | 表面;面;水面 |
日本語訳
人類は、月や火星にコロニーを作ることに考えを巡らせてきた。人工の酸素と丈夫な屋根を完備する閉鎖的なドームが想像されることが多い。しかし、このような構造物を作るのはとても大変だ。それよりも、月にある大きな自然の洞窟を住処にしたらどうだろう。
この考えは、科学者や研究者の間で広まっている。洞窟は、1万2千年以上前に人々を守る役割を果たしていた。月では、洞窟が強い放射線や隕石から私たちを守ってくれるかもしれない。エコノミスト誌に掲載されたレイモンド・マーティンとヘイム・ベナロヤの研究論文によると、これが月面コロニーを作るのに最も適した方法かもしれないという。
これらの洞窟は、数千年前に月面の溶岩によって作られたものだ。溶岩の最上層が冷えて洞窟の屋根になり、残りの溶岩が流れて洞窟の中に残ったのだ。マーティンとベナロヤは、屋根の厚さが10メートル以上ある洞窟であれば、月面で安全に生命を維持できると考えている。洞窟のなかには幅1km、長さ数百kmのものもあり、コロニーを作るには十分な広さだ。
月の洞窟に住むというのは、新しいアイデアではない。月の洞窟はアポロ計画で発見され、科学者たちは何年も前からそれらを住居として利用することを考えてきた。しかし、今回の研究では、洞窟を呼吸ができる空間にすることで、重い宇宙服を着ずに動き回れるようにすることを提案している。月に存在する洞窟を利用すれば、月面コロニーをより安価に建設することができる。
人類が初めて月に降り立ってから50年以上が経ち、私たちは今、月に新しい住処を作ることに近づいている。そのためには、過去の人類がしたように、洞窟での暮らしが待っているかもしれない。
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