ソウルから世界へ、漫画のような食事体験 From Seoul to the World, A Cartoon-Like Dining Experience

今回の記事は「ソウルから世界へ、漫画のような食事体験」という内容です。さていったいどのような内容なのでしょうか。

今回のポッドキャストです。お聴き下さい。

 本日のSentence

Social media buzz is actually their best advertising tool.

ソーシャルメディアの話題は実際、彼らにとって最高の広告ツールです。

 ボキャブラリー

 日本語訳

「漫画の中に入り込んだような気分を味わいたい」という願望を持ったことはありますか？ 2Dレストランは、白と黒のシンプルなデザインで、まるで絵の中にいるような気分にさせてくれます。2017年にソウルで初めて登場したこのユニークなスポットは、その後世界的な広がりを見せています。

先駆けとなったのは、ソウルの延南洞エリアにある「YND239-20」です。このカフェは、白の背景に黒い輪郭線が映える、まるで漫画のような目を引くデザインで瞬く間に有名になりました。このアイデアはヒットし、徒歩3分の場所に2号店がオープンしました。

このトレンドは韓国にとどまらず、すぐに日本、台湾、インドに広がり、ドバイ、サンクトペテルブルク、イスラエルのハイファといった都市にまで進出しました。アメリカでも2022年にシカゴとダラスで2Dレストランがオープンしました。

最近加わったのはマンチェスターの「Waku Waku」で、英国初の2Dレストランです。Waku Wakuのデザインは、他のレストランと同様、壁、床、椅子、トイレに至るまで黒い輪郭線が描かれ、すべてがスケッチ画のように見えます。内装は単色ですが、メニューはそれとはほど遠く、丼もの、オムライス、トンカツ、うどんなど、カラフルな日本料理が並びます。

料理だけが売りではないのです。ユニークな雰囲気とインスタ映えするビジュアルを求めて人々はこれらのレストランに集まります。実際、ソーシャルメディアで話題になることが最高の宣伝ツールとなっています。

東京に足を運ぶことがあれば、新大久保にある2Dカフェで、文字通り「この世から飛び出した」、あるいは「漫画の世界に飛び込んだ」食事を体験してみてはいかがでしょうか？