あなたの食べ物がどこから来たのか気になりますか？ Do you care where your food comes from?

今回の記事は「あなたの食べ物がどこから来たのか気になりますか？」という内容です。さていったいどのような内容なのでしょうか。

今回のポッドキャストです。お聴き下さい。

 本日のSentence

But how many of us are aware of, or are interested in, food traceability and its benefits?

しかし、どれだけの人が食品のトレーサビリティとその利点に気づいている、あるいは関心を持っているのでしょうか。

 ボキャブラリー

 日本語訳

食品トレーサビリティは、食品の出どころから私たちの食卓に届くまでを追跡する能力であり、急速に普及しつつあります。食品の生産、加工、流通、販売を農場から近所の食料品店までつなぐには、多くのドキュメンテーションが必要です。しかし、どれだけの人が食品のトレーサビリティとその利点に気づいている、あるいは関心を持っているのでしょうか。

オレンジジュースを例に、食品トレーサビリティが実際にどのように機能しているかを見てみましょう。ブラジルでオレンジが収穫されると、その（収穫）場所、収穫にかかった時間、量などのデータが記録されます。その後、果汁を搾る工程で、加工工場の名前と品質や安全性に関する規定が記録されます。ジュースが市場に運ばれると、移動経路や所要時間といったデータが更新されます。すべてのデータの保存にはブロックチェーン技術と言われる簡単に変更できないデジタルな取引台帳が使われています。最後に、オレンジジュースはパッケージ化され、小売店に届けられそこで販売されます。注目すべきは、パッケージのQRコードを読み取るだけで、消費者がこれらの情報をすべて入手できることです。

以前は、「もっと食べたい、もっと安く 」という消費者が大多数でした。その姿勢は今、変わりつつあります。　多くの人が 「自分にとって良い食べ物なのか」、「環境にどれだけの負担をかけたのか？」、「どこから来たのか？」を考えるようになっています。これらの疑問に答えてくれるもの、それが食品のトレーサビリティなのです。