英語力と世界のトレンドを同時にキャッチ!!

  1日5分ビジネス英語

高度3万メートルから落下――製品はどこまで丈夫にできるのか A 30,000-Meter Drop, One Question: How Durable Can a Product Be?

今回のエピソードでは、耐衝撃スマホケースで知られる「RHINOSHIELD(ライノシールド)」が行った、常識破りの落下実験について取り上げます。

今回のポッドキャストです。お聴き下さい。

 日本語訳

スマートフォンケースは、机から落としたり、手から滑り落ちたりといった日常の事故からスマートフォンを守るために作られています。しかし、RHINOSHIELD(ライノシールド)は、その挑戦をまったく別の次元へと引き上げました。

耐衝撃性に優れたスマートフォンケースの開発で知られるRHINOSHIELDは、iPhone 17 Proを高度3万メートル以上まで上昇させ、成層圏から落下させました。スマートフォンを保護していたのは、同社の「AirX Ultra-Cushioned Case」です。これは実際にRHINOSHIELD公式ストアで8,800円から販売されている一般消費者向けの商品です。同社によると、iPhoneは落下の衝撃に耐え、着地後も正常に作動し続けたといいます。

では、なぜこのiPhoneは壊れずに済んだのでしょうか。

AirXには、衝撃の力を効果的に処理するための緩衝構造が採用されています。外側のシェルを単に硬くするのではなく、空気を封じ込めたクッション構造と、RHINOSHIELD独自の素材技術「ShockSpread」を使い、衝撃エネルギーをスマートフォン本体から遠ざけるように分散させる仕組みです。

この実験は、RHINOSHIELDの共同創業者兼CEOであるエリック・ワン氏の素朴な疑問から始まりました。極めて高い保護性能を持つケースを開発したのであれば、その性能は実際にどこまで通用するのか――。この問いを確かめるため、RHINOSHIELDは実験室での試験を超え、英国のSent Into Spaceと提携して、実験の舞台を空へと移しました。

しかし、この物語でさらに興味深いのは、スマートフォンが落下を生き延びた後の話かもしれません。AirXは、基本的に一種類の素材で構成する「モノマテリアル製品」として設計されています。RHINOSHIELDによると、そのため同社のRHINOLOOPプログラムを通じたリサイクルに適しているといいます。このプログラムでは、使用済みのケースを回収し、新たな製品へと生まれ変わらせています。

これは、製品設計における、より大きな課題を浮き彫りにしています。製品の耐久性を高めようとすると、素材を何層にも重ねたり、複数の素材を組み合わせたり、それぞれ異なる役割を果たす部品を採用したりすることが少なくありません。しかし、こうした選択は、使用後のリサイクルを難しくする可能性があります。つまり、長く使えるように設計された製品には、もう一つ解決すべき問題があるのです。それは、「不要になったとき、その製品をどうするのか」という問題です。

日常的に使う製品を、ほとんどばかばかしいほどの極限状態にさらすことで、RHINOSHIELDは、多くの製品が比較的短いライフサイクルを前提に作られ、やがて買い替えられていく消費文化に一石を投じました。同時に、同社は一つの可能性を示しています。消費財は、より長く使えるように設計しながら、その役目を終えた後のリサイクルまで考慮して作ることもできるのではないか、という可能性です。

ポッドキャストの続きは で!

月額1,000円〜 スマホで手軽に始めるビジネス英語学習

「マット竹内の1日5分ビジネス英語」ポッドキャストの英文記事スクリプトは、WISDOM SQUARE で提供のサービス 1日10分ビジネス英語 で配信されています。

1日10分ビジネス英語なら、ポッドキャストの英文記事スクリプトに加えて、内容理解クイズ、クイズランキングなどのコンテンツも充実しているので、ポッドキャストの内容の理解がさらに深まると同時に楽しく英語学習を進めていただくことができます。ポッドキャストから1歩進んだ英語学習をしたい方におすすめです。

1日10分ビジネス英語はスマートフォンでご利用いただけます。初回1ヶ月は無料でお試しが可能です!※1

是非この機会に1日10分ビジネス英語 をお試し下さい。

今すぐ無料お試しを申し込む 

※1 初めてご利用の方、1回限りとなります。