セラミックで極超音速飛行機が現実に Ceramic could make hypersonic planes a reality

今回の記事は「セラミックで極超音速飛行機が現実に」という内容です。さていったいどのような内容なのでしょうか。

今回のポッドキャストです。お聴き下さい。

 本日のSentence

【English】

The substance is a type of ceramic, which has a strong bonding between its atoms and is heat resistant as well.

【日本語意訳】

この物質はセラミックの一種で、原子間の結合が強く、耐熱性もある。

 ボキャブラリー

reality	noun	現実性。実際に存在する、または発生する何か
bond	noun	結合形成。化学工程により結合する
flexible	adj	柔軟性がある、融通のきく。曲げることができる、形を変える
sponge	noun	スポンジ。吸水性物質
coating	noun	コーティング、塗装。何かを覆っている薄い層

 日本語訳

英国からオーストラリアへの飛行がわずか2時間ということが近々現実になるかもしれない。なぜなら研究者たちが開発に励んでいるからだ。

（イギリスの）マンチェスター大学のPing Xiao氏と（中国の）長沙市にある中南大学のXiang Xiong氏が率いる研究チームは、宇宙船が高温で燃焼するのを防ぐ新しい素材を開発した。この物質はセラミックの一種で、原子間の結合が強く、耐熱性もある。

しかし、セラミックは簡単に壊れるため、研究者たちはセラミックの融点に影響しない柔軟な物質を作る予定だ。このために、彼らは炭素化合物を使用している。 耐性も高めるために、研究者たちは、セラミックをジルコニウム、チタン、炭素、ホウ素の液体混合物と混ぜた。これにより、物質は液体を吸収するスポンジのようになる。これで、セラミックに柔軟性を与える外部コーティングが形成される。